宮城島

平安座島と伊計島の中間にあるこの島はかつては高離(タカハナリ)と呼ばれていたそうです。
標高100m前後の高台の島で最高のビュースポットとなっています。
上原・宮城・桃原・池味の4集落からなっていて、昔ながらの石垣や赤瓦屋根が青い海に映えています。
サトウキビや紅イモの栽培が中心の農業と沿岸漁業の島です。


宮城島の国道58号線は種子島、奄美大島を経て那覇市の明治橋に至る全長857キロの国道です。
その857キロのうち、陸の道路は255.5キロで、それ以外の約600キロは海上の道無き道ということになります。
58号線は沖縄本島の西側を走り、塩屋湾に浮かぶ宮城島を通過しています。


宮城島に初めて橋が架けられたのは1937年(昭和12年)のことです。
地元住民のボランティアによって津波との間に丸木を組んだ宮城橋が架けられました。
その後、何度も台風の被害を受け、54年と62年に新しい宮城橋に架け替えられているそうです。
そしてあとで北側を通る塩屋橋の完成によって国道58号線がこの上を通過することになります。


宮城島への橋

北側の塩屋橋は1963年に開通しています。
最初は銀色のアーチ橋でしたが、78年に赤色に塗り替えられ、赤橋として親しまれてきましたが、老朽化が進んだために架け替えられることになり、1999年3月に橋長360m、幅員13.5mの新しい塩屋大橋が開通しました。
宮城橋から塩屋大橋を渡りきるまではたった800mほどの距離しかないので、車の移動だとうっかり宮城島の存在に気付かないで通り過ぎてしまいそうです。


宮城島に人が住み始めたのは18世紀の中頃のことで、身分を失った首里士族がこの地に移り住んだのが始まりだと言われています。
当時は製塩が主に営まれていました。
塩屋湾は波が穏やかで景色もいいので、釣り人がたくさん訪れたり、宮城島には自然を満喫できるようにキャンプ場やコテージが用意されています。
国道を降りて宮城島から塩屋湾を眺めてみるのも違った発見があるかもしれません。